診断について・診断内容、治療内容についてのご説明

金属アレルギー

金属アレルギーのイメージ画像ネックレスや指輪などの金属を身につけた際、その部分が皮膚炎を起こすことがあります。
金や銀などの主成分が原因となることが多いですが、合金の材料として含まれる金属や、除去しきれていない微量の不純物が原因となることもあります。
これまで身に着けても問題なかった金属にいつの間にかかぶれて皮膚炎を起こしてしまうこともあります。 対策としては、原因を調べ特定することで、原因を排除、回避することが最適な治療でもあり、予防方法でもあります。

当院では16種類の金属(下に一覧があります)についてパッチテストを施行し、金属アレルギーの有無を調べることができます。金属パッチテストの施行にあたっては、適切な量の試薬を正しく貼付する必要があり、結果の判定にも熟練を要するため、皮膚科専門医にて行うべき医療行為です。
さらに、検査によりアレルギーを起こす原因が判明したとき、皮膚科であればそれに対する治療や予防対策についてアドバイスすることができます。

検査の段取りですが、1日目は金属試薬を含んだシールを背中または腕に貼付し、2日間貼ったままにして3日目にシールを剥がして、 その日と翌日に判定します。

(例)月曜日にシールを貼ったら、水曜日と木曜日に判定のため来院していただきます。
(注意)木曜日、金曜日にシールを貼付してしまうと、日曜日が判定日になってしまうので、月、火、水、土曜日に貼付することが必要です。また、シールを貼付している間はお風呂に入れないので、入浴してからの来院をお勧めします。

パッチテスト金属
【一般名】
アルミニウム、コバルト、スズ、鉄、白金、パラジウム、マンガン、インジウム、イリジウム、銀、重クロム酸、硫酸クロムニッケル、亜鉛、金、銅
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