2010年5月7日(金)開院予定 ケーズHAT神戸メディカルモール
新しい治療薬があります!
腎臓透析を維持するためには、厳密な体液量の管理を要するため、水分摂取の制限が必要で、皮膚が乾燥しやすくなります。 乾燥によりかゆくなると我慢できず、掻いてしまうために皮膚にキズをつくり、キズの部分がさらにかゆくなります。
腎臓透析に伴うかゆみには、それに加えて中枢性のかゆみが関与しているといわれ、 従来のかゆみ止めの内服や塗り薬では効果が不十分なことが多かったのですが、平成21年4月より中枢性のかゆみに対する治療薬が使用できるようになりました。 塩酸ナルフラフィン(レミッチ®)という内服薬です。
皮膚科専門医は抗ヒスタミン内服薬(かゆみ止めの内服薬) やかゆみ止めの塗り薬の使用を専門としており、それに塩酸ナルフラフィン(レミッチ®)を 適切に組み合わせることで、より効果的にかゆみを抑制できるよう工夫しています。
難治性のかゆみに悩んでおられる腎臓透析患者さまは当皮膚科医院にご相談ください。