2010年5月7日(金)開院予定 ケーズHAT神戸メディカルモール
新しい治療薬があります!
帯状疱疹(ヘルペス)は皮疹(発赤や水疱など)部分に強い痛みを伴いますが、皮膚症状が治癒した後も痛みが残存し、 日常生活や睡眠などに悪影響を及ぼすことがあります。
帯状疱疹に伴う痛みは、発症初期は皮膚のキズやその周りの炎症による痛みが主な原因ですが、 皮膚症状治癒後の痛みには神経障害が関与しているといわれています。 そのため、従来の痛み止めでは効果が不十分なことが多かったのですが、平成22年7月より、 神経障害性の痛みに対する治療薬が使用できるようになりました。プレガバリン(リリカ®)という内服薬です。
当院では、プレガバリンの投与量を調節したり、他の鎮痛薬、ときに漢方薬などを適切に組み合わせたりすることで、より効果的に痛みを抑制できるよう工夫しています。
難治性の痛みに悩んでおられる帯状疱疹後神経痛の患者さまはぜひ一度ご相談ください。